4月から新生活が始まる方も多いと思います。
新生活を始めるにあたって、安心して生活できるように防犯対策を考えるのは大切です。
今回は先月に引き続き、新生活の防犯について書いていきたいと思います。
賃貸物件か持ち家かでも、出来る事は変わってきますが、気を付けたいポイントを幾つか挙げたいと思います。
■玄関ドアのセキュリティ強化:ディンプルキー、補助錠、カメラ付きインターホン
玄関扉の錠前をディンプルキーなどのピッキングに強い鍵への変更を検討してください。
ディンプルキーとは、鍵に小さな穴が開いていて、あまりギザギザが無い鍵です。
賃貸物件の場合は、鍵の交換は出来ないと思いますので、物件を借りる際に、ディンプルキーになっているかを確認しましょう。
また、補助錠の設置も有効です。
不審者にとって入りにくい環境を作ることが重要です。
これも賃貸物件の場合、勝手に取り付けは出来ないと思いますので、物件を借りる際に確認してください。
錠前を増やす事で防犯性能は著しく増加しますので、大家さん次第では、今後の事も考えて、補助錠を追加してくれる可能性があるかもしれません。
インターホンもカメラ付きのものが望ましいです。
■窓の防犯対策:
窓に窓用の補助錠をつける、防犯フィルムを貼るなど、外部からの侵入を防ぐ対策をしましょう。
窓用補助錠は取り外し可能なものがあります。
フィルムは退去時に剥がすのが難しいかもしれません。
陽の光でフィルムが変質する可能性が高です。
特に、1階のお部屋の場合は注意しましょう。
屋上に登りやすい建物も危険です。
屋上から階下のベランダに降りて侵入する手口もあります。
窓にはカーテンやブラインドを利用して、外から室内を見られにくくすることも大切です。
■セキュリティシステムの導入:
先月も書きましたが、家庭用のセキュリティシステムを設置することで、不審者の侵入を検知し、警報を発することができます。
本来であればセコムなどのホームセキュリティーを導入したいところです。
ご予算などハードルが高い場合は、簡易的なIPカメラの導入も検討してください。
スマートフォンと連動して遠隔から状況を確認できるものあります。
近隣住民や地域の防犯組織、町内会などと関係を築くことで大切です。 |