2021年9月30日までに延長されていた緊急事態宣言は、全国的なコロナ感染者数の減少もあり、さすがに再延長はないだろうと言われております。
また、すでに都心部から地方への旅行や、連休最後の日は東京行きの高速道路が大渋滞が発生するなど、旅行をしたくてたまらない雰囲気が強くなっています。
さて、家族で旅行に行くと、家が留守になります。
となると、空き巣が多くなることが考えられます。
最近は、鍵のディンプル化や安い防犯カメラの普及など防犯設備の高度化に加え、コロナによるステイホームの影響もあり、空き巣はかなり減ってきました。
しかし、緊急事態宣言が終わると、それまでの反動もあって、今まで以上に家を留守にすることが増えるかもしません。
長期不在時、定番の空き巣対策がいくつかあります。
まず、何よりも大事なのは、必ず施錠してください。
玄関ドア、窓(トイレ窓、風呂窓、ベランダ窓)など、全てです。
2階、3階でも油断はできません。
・新聞など定期的に配達されるものを停止する。
牛乳など食品は普通止めると思いますが、色々な定期配達物を止めたほうがいいです。
溜まっていると、長期不在なのだなと思われます。
アマゾンの置き配も注意ですね。
・留守番電話のメッセージで「ただいま留守にしております」を「後ほどかけなおす」など、家に人が居ないことを悟らせない
もっとも、空き巣の立場になると、単に留守電のメッセージを元々の状態から変えてないだけだと考えて、留守電のメッセージはアテにしないと思いますが。
ただ、こういったことを気を付けているアピールが、空き巣犯に対してプレッシャーをかけることになるかもしれません。
・人感センサーやタイマー付きの照明器具を設置する
これは留守時に限らず有効です。
空き巣犯は、自身を照らされることで、家人以外、例えば、通行人などからも見られることを嫌います。
闇の住民は光が苦手です。
また、最近は、InstagramやFacebookなどのSNSで、旅行時にタイムリーに更新することもあるかもしれませんが、これも危険です。
全体に公開してると、世界中に、私の家は留守ですと言っているようなものですし、友達限定でも、ネットだけの知り合いなら、なんとも言えません。
あと、窓際に小物や鉢植えを置くのもいいそうです。
空き巣犯が侵入時に邪魔だと感じたり、動かしたり、落としたりすると音が出るためです。
空き巣対策は、もし自分が空き巣に入るとして考えた際、何をされていると侵入が「めんどくさい」と感じるか、で考えるといいかもしれませんね。 |