神戸市東灘区は神戸市でも最も空き巣被害の多い地域です。
比較的に富裕層が多いことや、国道2号線、43号線、JR、阪急、阪神と交通インフラが整備されているため、空き巣にとっても、仕事(?)に来るのに便利という事も関係していると思います。
そういった状況下にある私達は、どのようにして被害を防げばよいのでしょうか?
1ドア2ロック(1つのドアに2つの鍵・補助錠をつける)や、窓に格子をつける、鍵をつけるなどの対策も重要ですが、防犯に対する意識を高める・空き巣にスキを見せないという意識も大事なところです。
たとえば、東灘コミコミという東灘区民広報誌の統計によると、東灘区での空き巣手口のうち、6割を占めるのが「ガラス破り」という手法です。ドアには補助錠をつけたり、センサーをつけたりと、色々な対策をしている人でも、案外、窓に対しては油断していたり、対策がおろそかになっている事があります。
ただ、この手の原因(サムターン回し、ピッキング、焼き破り、ガラス破り 等)は、空き巣犯罪者達も日夜研究し侵入犯罪を行っているので、自分の対策以上に空き巣犯罪者の手口が上だった・・・防犯努力はしていたが、相手が卑劣な手段を使ったための結果なので、人命や重大な経済的被害が無かったとすれば、次はやられないように、これからの対策を防犯対策のプロ(警察、鍵屋、警備会社 等)に相談し、改善していけばよいと思います。
しかし、意外と多い手口が、「無締り」による侵入です。
つまり、鍵を締めないで、外出をしているスキに空き巣被害にあっているのです。
ちょっとゴミ出しに、、、ちょっと新聞を取りに、、、という、この「ちょっと」のスキを、空き巣犯罪者達は狙っています。
ちょっとゴミ出しに行ったつもりが、偶然、ゴミ捨て場で、知り合いに会ってしまい、ついつい井戸端会議などしていると、自分の予想外に長い時間、自宅を「無締り」状態にしてしまう事になります。
こうなっては、もう、空き巣犯罪者にとっては、絶好のチャンス以外の何物でもありません。
自宅に旦那さんや成人男性がいれば、空き巣犯罪者を追い返したり、ケガだけで済むかもしれません。
自宅が留守なら空き巣被害:経済的被害と心理的被害だけで済むかもしれません。
しかし、もし、力の弱いお年寄りや、小さなお子様だけが、無締りという無防備状況に置かれていたとしたら・・・
なので、常に油断しない。
常に「油断しない」と気を使うのが億劫ならば、「井戸端会議はしない」、「すぐに帰る外出でも鍵を閉める」等の、自分のルール:「意識」を決めて、守る事が大事です。 |