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1.おたくの玄関の錠 5秒で開ける 〜 全国7000万戸 普及する鍵が狙い目 〜

おたくの玄関の錠 5秒で開ける
全国7000万戸 普及する鍵が狙い目

―週刊朝日より―

ポケットに入っている自分の鍵を確かめてほしい。
あなたの家の鍵は、ピッキングという手口にかかれば、
わずか5秒で開いてしまうのだ。
被害激増だが、どうすれば防ぐことができるのか。

「ピンポーン」
一月下旬の平日。
東京都江戸川区にある8階建てマンションの一室で、インターホンがなった。
このマンションはオートロック式のため、一階出入り口にある
テレビモニターつきのインターホンを鳴らし、
居住者が確認後、室内から鍵を開ける。

昼下がりだったので、住人の主婦はセールスマンかな、
と思いつつ受話器を取り、「はい、どちらさまですか」と尋ねてモニターを見ると、
だれも映っていない。
返事もないので、不審に思いながら受話器を置いた。

夕方になってマンションは大騒ぎになった。
6、7階の四部屋に空き巣が入ったのだ。
預金通帳、印鑑、キャッシュカード、保険証、子供のお年玉、買ったばかりのパソコン、
貴金属類などがごっそりと盗まれた。

駆けつけた警官は、被害に遭った住人たちに、
「犯人はインターホンで留守の確認をした後、
ピッキングという方法で玄関のドアの鍵を開けて侵入した」と、
手口を説明したという。

保険証を盗んだのは、家族の生年月日などからカードの暗証番号を
割り出すためとみられている。
いずれの部屋も荒らされたような痕跡はなかったという。

別の住人は「前にも閉めておいたはずのドアが開いていたことが何度かあったが、
室内が荒らされていないのでそのままにしていた。やっぱり泥棒だったのか……」
とがっくりと肩を落とした。

今回の事件後、不安になって調べてみたら、部屋にあった通帳類が
なくなっているのがわかったからだ。
ピッキングとは、耳かきようの金属棒を二本、鍵穴に差し込んでこじ開ける手口だ。

犯行を知ったある主婦は、「ついにやられた」と思ったという。
というのも、周辺の二つのマンションで、昨年十月ごろから、
同じ手口の空き巣事件が連続して発生。
今年一月には、近くの警察から、
「プロの窃盗団によるピッキングの空き巣が多い。
貴重品は持ち歩くぐらいしか防衛策はない」
と注意されている矢先だったのだ。

ピッキングの手口による空き巣被害は、数年前から全国的に広がっている。
とくに首都圏で激増しており、警視庁管内では一九九六年に約百件だったのが、
一昨年には十倍以上の千百件。昨年は約六千件と、一年間に5千件も増えている。

注目されるのは、被害にあった家のドアの鍵が、同じ型式に集中している点だ。
窃盗団が主に狙うのは、鍵山の数が少なく、溝が浅いタイプ。
そしてこの鍵に対応するドアノブ内のシリンダーは、「ディスクシリンダー」と呼ばれている。
中は円筒状になっており、上下から数枚の板が出ている。
鍵の山と板がピッタリ合えば、鍵が開く仕組みで、窃盗団は、
上下の板が本物の鍵と合ったような凸凹をピッキングで作り、鍵をこじ開けるのだ。
ある鍵業者は、「ディスクシリンダーが、全国で最も普及しているタイプ。
プロが"ピッキング"を使えば、早くて5秒。どんなに遅くとも数分間で開く」と断言する。

実際にこの業者に同じタイプの鍵を開けてもらった。
二本の金属棒を「ガチャ、ガチャ、ガチャ」と三回出し入れすると、本当に5秒で開いてしまった。

このタイプの鍵は、すでに七千万個が鍵市場に出回っているといわれている。
とくに5割以上のシェアを占める美和ロックの普及型タイプが狙われているという。
公団や大手分譲マンション業者を中心に、出荷されているためだ。
「昭和三十年代から同じ型を出荷しつづけているため、
結果的にウチの鍵が狙われているのは残念。」(美和ロックの広報担当)

つまり、普及型を使っている限り、窃盗団に太刀打ちできないわけである。
そこで、美和ロックが勧めているのがより安全性の高い「高度な」鍵への交換だ。
ディスクシリンダーでも、ノブ内の板の枚数を増やしたり、
鍵山の切れ込みの深さを複雑にしたりしたタイプである。
「そうした鍵に交換すれば、ピッキングで鍵を開けるのは、まず不可能。
同じ集合住宅で一軒でもピッキングされたら、すぐに交換したほうがいいですね」

ただ、玄関の鍵だけは不充分で、警察ではベランダ側のサッシの鍵なども
二重にしたりして用心したほうがいいと、呼びかけている。

しかし、鍵業者は、これだけ空き巣が横行するのは、鍵の構造的な問題だけではない、
と指摘する。
「私はこの仕事を八年間やっています。
しかし、マンションで一人で鍵を開ける作業をしていても、
一度も警察に通報されたことがない。ほかの住人は気に留めないのでしょうか」

不審者を目撃したら通報する―。当たり前すぎる話だが、
住人たちの相互監視がいちばんの防犯のようだ。

 
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