ひったくりへの対策として、最も重要な事は、ひったくりに遭わないようにする事です。
そのためには、暗い道を歩かない事、車道側にカバンをかけて歩かない、時々後ろを振り向く、等、周囲への警戒を怠らない事です。
なぜ、遭わないようにするのが最も重要なのかというと、ひったくられた際に、無理に抵抗すると、車やバイクに引っ張られて転倒したり、引きずられたりして、大けがをする事があるからです。
そういった場合、身体的・物的に残念な事に十分な補償が受けられるとは限りません。
また、金銭的補償がされたとしても、身体に後遺症が残ってしまうような怪我を負うかもしれません。
そういった意味で、とにかく、ひったくりに遭わないように警戒していきましょう。
そのために、以下のような対策が有効とされています。
・徒歩の場所はカバンは車道と反対側にしっかり持ちましょう。また、タスキがけにすることで被害に遭いにくくなります。
・自転車の場合は、前カゴにひったくり防止カバーを装着しましょう。ひったくり防止カバーをきちんと活用していれば、被害には遭いません。
・昼夜に関わらず、人通りの多い明るい道を選びましょう。
・後方から自転車やオートバイが近づいてきたときは、振り返って注意しましょう。
・注意力が散漫になるので、音楽を聴いたり、携帯電話を使用しながら歩かないようにしましょう。 |