今年も12月になり、いよいよ師走の雰囲気が漂ってきました。 年末に向けて、仕事・家事と色々と忙しくなってくるでしょう。 しかし、こういった忙しい時にこそ、私たちは普段なら行っている確認やチェックを怠りがちで、 ついうっかりのミスや、忙しさからスキができてしまいます。
そして、泥棒はそういうスキを『仕事』を行うため伺っています。
年末に増える犯罪として、『ひったくり』があります。
年末年始には、何かとお金が必要です。
あなたは銀行のATMで長蛇の列を並び、やっとのことでお金を引き出すことが出来るでしょう。
しかし、その後、あなたが油断しているような感じで歩いているいるようだと
その姿は『ひったくり犯』にとって、最高のカモでしかありません。
ひったくり被害者の傾向として、50代以上の方が5割を占めます。
また、意外な事に20代の方も2割を占めています。
ひったくり犯は、車・バイク・自転車などを使い、被害者が肩にかけている
ハンドバックを強引に持っていくことが多いようです。
対策として、
1.人通りの少ない暗い道は避ける。
→冬は寒いので早く帰りたいでしょうが防犯第一です。
2.荷物を道路側に持たない。
→逆に言えば、荷物を道路側に持たないだけでも、
『ひったくり犯』に対して、自分には防犯意識があると
アピールすることになります。
3.後方からのバイク・車の接近に気をつける
→防犯上の効果もさることながら、交通事故に対する警戒にもなります。
もし『ひったくり犯罪』に巻き込まれたら・・・
1.大声で助けを求めましょう。
→勇気を出して声を出してください。その場で誰かが犯人を捕まえてくれなくても、
周りの人が犯人の特徴や車や単車のナンバープレートを憶えてくれるかもしれません。
2.警察に被害届を出す。
→ひったくり犯は、1件の犯行だけでなく、ついでに複数の犯行を行う事もあります。
たとえ、自分の被害が少なかった場合でも、警察に被害届を出し、
他の犯行との関連性を明らかにしていくことが、ひったくり犯逮捕へ繋がります。
3.ケガをしていたら病院に行く。
→重大なケガをした場合には、病院に行く事も必要です。
診断書などを書いてもらっておくと、犯人が捕まった際に、
補償を受けられる可能性もあります。
被害にあわないのが1番ですが、あってしまった時のことも考えて行動しましょう。
そうすることで、被害を最小限にとどめる事が出来るはずです。 |